2018年07月05日

お遍路の必需品とは


 正しいお遍路の姿は、下図の通りです。

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 お遍路は白装束が基本です。

白衣、白いズボン、白の地下足袋、それに白の手甲と脚絆、そして輪袈裟を着けます。

これが正式な衣装ですが、動きやすい洋服に白衣と輪袈裟、白の靴で簡略にしても良いでしょう。実際には、簡略な格好で遍路旅をしている人の方が多いようです。


さらに帽子代わりの菅笠、頭陀袋(ずたぶくろ)に金剛杖を持てば、完璧です。

頭陀袋(ずたぶくろ)は、修行時に用いる袋のことで、納経帳や経本、納め札など、お参りに必要な物をいれておく袋です。


洋服で巡礼する方は、「南無大師遍照金剛」とお大師さまの宝号が書かれた白衣を着けるのが基本です。なぜなら、衣装を整える事でお遍路の心構えをしっかり整えるためです。



 お遍路の必需品

1.金剛杖

 同行二人と言われるように、昔から道中の歩みを助けてくれる金剛杖は、お大師さまの象徴(お大師さまそのもの)と考えられてきました。道中の精神的な支柱となってくれるのです。いつもお大師さまと一緒に歩いている気分になります。


2.輪袈裟

 お参りする時には必ず袈裟を着用しましょう。輪袈裟をつけてお参りするのが一般的です。


3.念珠

 念珠は数珠(じゅず)のことです。袈裟と同滋養に、お参りする時は必ず持ちましょう。


4.鈴(れい・すず)

 鈴は昔から道中の安全や魔除けのために用いられてきました。今では鈴の音はお遍路さんの代名詞になっています。


5.経本

 各札所の本堂と大師堂にお経を奉納することが四国遍路の目的ですから、経本を忘れずにお参りをしましょう。経本の代わりに「仏前勤行次第」を持っておけば大丈夫です。


6.納札(おさめふだ)

 お参りした証として、本堂と大師堂の納札箱へ納めます。遍路旅の途中でご接待を受けた時に、そのお礼として納礼を渡す慣習があります。


7.納経帳(のうきょうちょう)

 お経を納めた証にいただくご朱印を書いていただく納経帳は必ず持って行ってください。
一回だけでなく重ね印と言って、お参りするたびに二回、三回と同じ納経帳にご朱印をいただく人もたくさんいます。このような納経帳は古来より礼拝の対象とされています。

posted by gonta at 16:53| お遍路グッズ