2018年06月06日

納経帳と御影帳


 最近、若い女性の間で「御朱印集め」が人気になっているそうです。御朱印というのは、神社やお寺をお参りした時に、参拝したことを記すために押印される印章や印影の事です。


押印の他に、参拝した日付、寺社名・御祭神・御本尊の名前などを墨書きしてくれるのが一般的です。印鑑を押印する時に朱肉を使うのが一般的なので、御朱印と呼ばれているようです。


御朱印は、参拝した証に頂くというのが一般的ですが、本来は写経を納める時に頂くものでした。それが形骸化して、参拝の証となったようです。



 四国遍路では、お寺をお参りする時には、本堂と大師堂でお経を唱えます。もちろん納経所に写経を納めてもかまいません。お寺にお経を納めた証拠として頂くのが、ご朱印とご宝印です。


ご朱印とご宝印を書いて頂くのが、納経帳なのです。もちろん御朱印帳と呼んでもかまいませんが、四国遍路ではお経を納めるのが目的ですから、納経帳と呼ぶのが一般的です。


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 納経所ではご朱印と宝号を頂くと同時に「御影(みかげ)」を頂きます。「御影」は、お寺ごとに祀られているご本尊の仏様です。いわば、仏様の分身を頂けるありがたいお印なのです。


ご朱印とご宝印だけあれば構わないという人は、納経帳があれば十分ですが、「御影」も大切に摂っておきたいという方は、「御影帳」を持っておくとよいでしょう。



 納経帳と御影帳は、第1番札所「霊山寺」の売店で購入することができます。あらかじめ用意するのが面倒な方は、お遍路を始める時に「霊山寺」で購入すればいいと思います。


「御朱印集め」を趣味にしている若い女性達は、自分だけのかわいらしい御朱印帳を持っています。自分だけの特別の納経帳が欲しい方は、ネット通販で探してみることをお勧めします。いろんな御朱印帳があるので、探してみてください。
 
 



posted by gonta at 11:32| お遍路グッズ