2017年11月08日

四国遍路の巡礼パターンとは


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 四国遍路はどこから始めても、まったく問題がありません。自分の思うがままにお参りすればいいのです。まったくルールはありません。


とはいうものの、やはり圧倒的に多いのは、1番札所から2番札所、3番札所、・・・と88番札所まで順番に巡っていくパターンです。これを「順打ち」と呼びます。


「順打ち」以外にもいろんな巡礼パターンがあります。その他にも、逆に巡る「逆打ち」や「通し打ち」、「区切り打ち」、「一国参り」、「乱れ打ち」などがあります。



 これらの巡礼パターンを簡単に紹介します。

1.順打ち 
1番札所から2番札所、3番札所、・・・と88番札所まで順番に巡ること


2.逆打ち
88番札所から87番札所、86番札所、・・・と1番札所まで逆の順番で巡ること

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江戸時代までは、逆打ちは道に迷うというような苦労があるので、順打ちの3倍の御利益があると言われていました。しかし、最近ではそのような苦労は軽減されています。

「逆打ち」が有名になったのは、巡錫中の弘法大師に無礼を働いた伊予の豪商・衛門三郎が大師に許しを請うため遍路に出たものの、20回以上順打ちで巡礼しても追い付けず、閏年の申年に逆回りを試して出会えたという言い伝えからです。

閏年に逆打ちを行うと倍の御利益があるということで、閏年には逆打ちが多くなります。


3.「通し打ち」
1度の旅で八十八箇所のすべてを巡ること


4.「区切り打ち」
何回かに分けて巡ること


5.「一国参り」
「区切り打ち」の中でも阿波(徳島県)、土佐(高知県)、伊予(愛媛県)、讃岐(香川県)の4つに分けて巡礼すること


6.「乱れ打ち」
順序にこだわらず巡ること
最近は、「乱れ打ち」が増えています。



 これらの巡礼パターンを参考に、あなたも自分に合った巡礼パターンを見つけて、ぜひお参りしてくださいね。



posted by gonta at 16:33| お遍路さんとは